生え際の白髪が染まりにくい!
せっかく白髪染めしたのに、生え際だけがすぐ落ちてしまう!
このようにお悩みのあなたへ。
前回は美容院で白髪染めをする際に、生え際の白髪をしっかり染めるコツをご紹介しました。
今回は、市販の白髪染めを使って、ご自宅で白髪を染める際に、生え際の白髪をしっかり染める方法をご紹介します。
セルフカラーで白髪のお手入れをなさっている方はぜひ読んでみてくださいね。
目次
市販の白髪染めで生え際の白髪をしっかり染める方法
市販の白髪染めヘアカラーは、美容院で使うヘアカラーよりも弱い薬剤が使われています。
なので、生え際の白髪をしっかり染めたい場合は工夫して使う必要があります。
ここでは、市販の白髪染めの使い方のコツをいくつかご紹介していきます。
部屋の温度をチェックする!
白髪染めを始める前に、部屋の温度を確認しておきましょう。
市販の白髪染めを使う際、室温は20~30度を想定されています。
秋から冬にかけてなど、部屋が寒い場合はそれだけでもう、白髪が染まりにくい状態。
まずはエアコンなどで部屋を暖かくし、白髪染めの薬剤がしっかり働く室温をキープしてくださいね。
最初に塗る!
白髪染めを塗るときは、まず生え際から!
髪全体を染める場合、白髪染めを塗っていくのに時間がかかります。
その時間の間にもしっかり白髪染めをするために綺麗に染めたい生え際から白髪染めを塗っていきましょう。
これだけでもかなり違ってきます!
たっぷり塗る!
白髪染めを最初に生え際を塗る際、意識してたっぷりと薬剤を乗せるようにしてみてください。
薬剤が多ければしっかり染まるというわけではありませんが、薬剤が足りなければ十分に染まらないのは明らかです。
全体的にまんべんなくいきわたるように塗るのはもちろんですが、生え際の白髪をしっかり染めたい場合には、生え際に多めに塗ることを意識してみてください。
根元にしっかり塗る!
まずはこめかみに、たっぷり塗るのが最大のコツですが、この際に髪の根元に特にしっかり塗ることを心がけましょう。
髪の根元は毛先よりも染まりにくいので、根元をしっかり染めることを意識すれば結果として全体的にしっかりと白髪染めができるということになります。
生え際以外の髪も、まずは根元にしっかり塗るのを意識すると、全体的に白髪がしっかり染められるようになりますよ。
もみこむ、馴染ませる!
髪全体に白髪染めを塗り終えたら、特にしっかり染めたい生え際周辺の白髪染めを髪にもみこみ、馴染ませましょう。
手袋をつけているなら指を使って生え際周りの髪に白髪染めを刷り込むようにもみこむのがお勧め。
素手で白髪染めをしているときは、ティッシュやコットンなどを使って、トントンと叩くように白髪染めを髪に馴染ませるのが手軽です。
ラップやヘアキャップを使う!
少し手間はかかりますが、白髪染めを放置する前に、髪全体にラップを巻いたり、ヘアキャップをかぶるなどして髪全体を覆いましょう。
ひと手間かけるだけで薬剤が髪に浸透しやすくなり、白髪が染まりやすくなります。
「どうしても面倒だ!」という場合は、次にご紹介する方法で、髪全体を温めてみてくださいね。
蒸しタオルやドライヤーを使う!
美容院でカラーをするときのように髪全体を温めると、髪がより染まりやすくなります。
濡らしたタオルをレンジで温めて蒸しタオルを作り、ヘアキャップなどをかぶった上から全体を覆って放置できればベストです。
そこまでするのは面倒な場合は、髪全体をドライヤーで温めるだけでも染まり具合が全然違ってきます。
ぜひ、試してみてください。
放置時間をのばす!
市販の白髪染めだと思うように染まらない、という場合、説明書にある放置時間よりも5~10分長めに放置してみるのもお勧め。
放置時間を長くすると、頭皮のトラブルが起こる可能性があります。
もしも放置している際に頭皮がヒリヒリしたり、薬剤がしみてくる場合はすぐに洗い流すようにしてください。
これらのコツを取り入れるだけでも、白髪の染まり具合はかなり変わってきます。
まとめ
- 部屋の温度をチェックする!
- 最初に塗る!
- たっぷり塗る!
- 根元にしっかり塗る!
- もみこむ、馴染ませる!
- ラップやヘアキャップを使う!
- 蒸しタオルやドライヤーを使う!
- 放置時間をのばす
生え際の白髪がうまく染まらずに悩んでいる方はぜひこの項目を確認しながら取り組んでみてください。
実際に美容院でも取り入れていることも解説しているので今までよりも染まりが良くなることは間違いなしです。
白髪染めも一手間かけるだけで仕上がりは大きく改善されます。