ヘアケア

シャンプーの値段が高いと感じている方が安く感じる魔法のような考え方

こんにちは 年間1000人のお客様を担当している現役美容師 あひる(@haircare_blog)です。

ダッ君
ダッ君
いいシャンプーとはわかっているけど・・・。

値段が高すぎて手が出せないよー。

あひる
あひる
 わかる、わかるよ!

僕も美容師になる前や なりたての頃はいいシャンプー=値段が高くて買えないと思っていました。

でも考え方を変えてみるとシャンプーって意外と高くないのかもと思うことができます。

髪に使っている無駄なお金を省いて一番身近なケアアイテムである『シャンプー』の見直しをしてみませんか?

今回はそんな魔法のような考え方をみなさまにお伝えしていきます。

髪の毛が綺麗になれば見た目が変わります。

綺麗な髪の毛で過ごすと人生だって変わります。

内面ももちろん大切ですが、人は外見で9割の印象が決まってしまうとさえ言われています。

髪を綺麗にすることで人生を変えていきましょう!

シャンプーの値段が高く感じない魔法のような考え方

シャンプーの値段の高い・安いの差は成分の品質によります。

市販のシャンプーは値段が安い成分を使っているため髪に負担がかかりやすくなります。

品質の高いシャンプーはシャンプー自体が栄養成分を含んでいるので、洗いながらに髪を補修してくれる効果があります。

シャンプーの品質に関してはこちらの『シャンプーの成分はどこを見ればいい?良し悪しの判断はここを見て』にて解説をしております。

ヘアケアにかけるお金の順番

まず、多くの方が陥りやすいヘアケアの基本についてお話をしていきます。

髪を綺麗にしたいと考えた場合はトリートメントをすれば髪の状態は良くなると考えると思いますが、これは半分が間違えで半分が正解です。

どう言うことかといえば、トリートメントをすることで髪の状態は良くなります。

しかし、その後に髪に負担のかかるシャンプーを使用してしまうといい状態だった髪はすぐに元に戻ってしまいます。

つまり髪を綺麗な状態に保ちたい方はまずいい成分のシャンプーで髪に負担をかけない対策を行うことが先決です。

いいシャンプーを使うことで起こるメリットはそれだけではありません。

カラーの色持ちが良くなる

市販のシャンプーと品質の高いシャンプーではカラーリングの色持ちが変わってきます。

白髪染めとおしゃれ染めを合わせれば日本人の65%の方がヘアカラーを行なっていると全国理美容製造者協会は発表しています。

あひる
あひる
ヘアカラーを行なっているこの方々は高いシャンプーを購入することをお勧めしています。

理由は色持ちが良くなり全体カラーの頻度を減らすことができるためです。

ヘアカラーは髪のダメージの大きな原因となります。

毎回毛先まで染めてしまうと髪は大きなダメージを受けてしまいますが、

色が落ちてしまった状態を改善するために全体カラーを繰り返す傾向にあります。

この負の連鎖を作っているのが市販のシャンプーが大きく関係してきます。

これを品質の高いシャンプーに置き換えることで全体のヘアカラーの頻度を減らすことができ、髪にかかる負担を減らすことができます。

値段の高いシャンプーを使用した場合の料金シミュレーション

ここまではダメージ面にフォーカスしてきましたが、実は料金面で見ても値段の高いシャンプーを購入した方が安く済むケースもあります。

皆さんも自分の使っているヘアケアの料金と置き換えて考えて見てください。

まず値段が高いと言われているシャンプーですが大きなサイズのものを購入することで値段を抑えることができます。

どんなもシャンプーを選ぶかにもよりますが、僕がよくオススメしているものは1リットルサイズで5000〜6000円くらいの価格帯のものです。

1リットルサイズといえばおよそ4〜6ヶ月は使うことができます。

仮に5000円のシャンプーを使用したことを想定して考えると、ひと月あたり900〜1300円程度になります。

トリートメントにかけるお金

美容院にもよりますが、トリートメントの相場は2000円〜5000円ほどになります。

女性の美容院に通う平均期間は3ヶ月と言われています。

3ヶ月ペースで通われていて毎回トリートメントを行う方は半年で4000〜10000円ほどの金額をトリートメントに投資していることになります。

全く意味がないとは言いませんが、この金額をトリートメントにかける前に品質の良いシャンプーを使用した方が効果を実感しやすいと思います。

その上で余裕があればトリートメントを行うと相乗効果で髪はさらにいい状態になります。

カラーにかけるお金

平均来店ペースの3ヶ月で考えると毎回染めないと色を保つことは難しいかもしれません。

しかし、1ヶ月ペース・2ヶ月ペースでヘアカラーを行う方は品質の高いシャンプーを使用して全体カラーの頻度を下げることで節約にもなります。

根元のみのヘアカラーと全体のヘアカラーの料金は1000〜2000円ほど料金に差があります。

2ヶ月に1度全体を染めていたところを品質の高いシャンプーを併用して全体カラー→根元カラー→全体カラーと交互に行うことで半年間で計算した時に料金を安く抑えることができます。

シャンプーの値段が高いものを選ぶことは本当に損をしているのか?

まとめ

・ヘアケアの基本はダメージの根本をなくすこと

・品質の高いシャンプーを使用することで料金もダメージも節約できる

・長期的なプランを持って損得を考えてみよう

何も変わらずにシャンプーだけを置き換えることを考えると高いと言うイメージを抱きがちです。

しかしトータル的な面で考えてみると金銭的にも髪のダメージとしても節約することができます。

初期投資としては負担がありますが長期的に見てみると金銭的にも抑えることができ、髪にとってもプラスに働いてくれます。

今の自分のヘアケアや美容院にかけているお金を見直してみて『確かにそうだなぁ』と納得した方はぜひ品質の高いシャンプーの使用も検討して見てください。