ヘアケア

シャンプーボトルの洗い方と詰め替える際に注意してほしいこと

20代で白髪に悩む方のためのブログ記事

こんにちは 年間1000人のお客様を担当している現役美容師 あひる(@haircare_blog)です。

シャンプーボトルの洗い方と詰め替える際に注意してほしいこと

一昔前はシャンプーは毎回ボトルごと購入することが一般的でした。

しかし、ここ最近では詰め替える選択ができるようになり

繰り返し同じボトルを使う方も増えてきています。

突然ですが、シャンプーボトルは

毎回買い替えて使いますか?

詰め替えて使いますか?

今回の記事では詰め替えて使う方に覚えておいて損はない

正しい洗い方と詰め替える際のルールをお伝えしていきます。

シャンプーボトルの詰め替えは安く使うことができる ボトルを捨てる手間が省ける

とメリットが多くあります。

その反面で使い方を誤ると雑菌の繁殖でシャンプーの品質が低下

する可能性があります。

使い方に不安がある方はぜひ読み進めてみてください。

シャンプーボトルの正しい洗い方

 

あひる
あひる
注意していただきたいのは2点だけです。

【しっかりと洗うこと】

【しっかりと乾かすこと】

順番に解説をしていきますね。

しっかりと洗うことを意識する

シャンプーボトルにシャンプー剤を残してしまうと、そこから雑菌が繁殖する原因となってしまいます。

中身を使い切ってから、しっかりと中をすすぐようにしましょう。

ボトルの四隅にはシャンプーが残りやすいので、

先端の細いタワシなどを活用することをオススメします。

見落としがちですが、ボトルの蓋の部分とポンプの部分にも

汚れが溜まりやすい部分です。

せっかく中が綺麗でも入口が汚れていると

出てくるときに雑菌も一緒に混ざってしまいます。

パーツごとに分解して汚れを落としましょう。

除菌をする

しっかりと洗えていても目には見えない雑菌を完璧に取り除くことはなかなかできません。

そのままにしておくと どんどん増殖をしていきます。

そうならないためにも洗ったあとは除菌を行うように心がけましょう。

バケツなどに水を張り、ハイターを少量加えて除菌水を作ります。

パーツごとにバラした状態で全体が浸かるように沈めます。

5分程度漬け込んだら入念にすすぎましょう。

特にポンプの中に除菌水が残らないように気をつけましょう。

<正しい除菌方法>

【使用量の目安】

5Lの水にキャップ約2杯(キャップ1杯は約25ml)

【使い方】

約2分つけおきした後、水ですすぐ。

- 花王ホームページより引用

しっかりと乾かすことがとても重要

汚れを落としたあとは完全に乾かすようにします。

風通しの良い場所で1日〜2日程度をかけて中に水分が残らない状態を作りましょう。

なぜ乾かさないといけないの?

シャンプー剤などは基本的に防腐剤が含まれているので品質が落ちることはありません。

しかし、水道水などの水分は別です。

ボトルの中に水分が残っていると、そこから品質が落ちていきます。(腐っていきます。)

しっかりと洗って雑菌のいない状態を作っても、

残っている水分から雑菌は新たに繁殖していきます。

そのため詰め替える前は完全乾燥をさせることがとても重要な要素になります。

シャンプーボトルの洗い回しは1回が限度

1度購入した容器は永久に使えるという訳ではありません。

基本的には1度入れ替えたら、シャンプーボトルを交換することをオススメします。

どんなに丁寧な洗い方をして管理をしていても、

シャンプーボトル自体も劣化をしていきます。

特にプラスチック製品などは傷がつきやすく、小さな溝などができてしまい、

その中に雑菌が残りやすくなってしまいます。

使いまわすとしても1度に留めておき、その都度で買い換えることをオススメします。

長く使いたい方は『ガラス素材』の物を選んで

長く使いたいと言う方にはガラス素材でできたシャンプーボトルがおススメです。

プラスチックに比べて傷も付きにくく長く使うこともできます。

洗い方や乾かし方などには気をつけてもらえれば衛生的にお使いいただくことができます。

あひる
あひる
シャンプーボトルは高価なものを長く使うよりも、安価なものを定期的に入れ替えて使うことがベストです!

気に入ったものを長く使いたい方はガラス素材のシャンプーボトルを選んでみて

シャンプーボトルに水を入れて使うことは避けよう

シャンプーが残り少なくなった時に水を足して使っていませんか?

僕の幼少時代はなぜかこの使い方が一般的でした(笑)

なので、気持ちはとてもわかります。

しかし先ほどお伝えしたように水は数日で腐りはじめ雑菌が繁殖しやすい環境を作り出します。

水で薄めて当日に使い切るのであれば問題ありませんが、

数日間そのままに放置することは非常に危険ですので注意しましょう。

 

シャンプーボトルは適切な大きさのものを選んで、しっかりとした洗い方を心がけて

シャンプーボトルを選ぶ際はあまり大きすぎるものはオススメしません。

使用頻度の少ない方は300ml前後、多い方でも500ml前後の

大きさを選ぶようにしましょう。

お客様
お客様
なんで大きすぎてはいけないの?

大きすぎるシャンプーボトルを選ぶと使い切るまでに

期間がかかってしまうことが1番の理由です。

お風呂場は湿度が高く、シャンプーボトルの内側には結露が起こりやすくなります。

そうするとシャンプー剤の中に余分な水分が多くなり雑菌が増える原因となります。

目安で言えば最長でも3ヶ月以内には使いきれる量を目安に

シャンプーボトルを選ぶようにしてみてください。