頭皮ケア

頭皮も日焼けをするって知ってた?その後の対策を詳しく解説

こんにちは 年間1000人のお客様を担当している現役美容師 あひる(@haircare_blog)です。

みなさん、頭皮も日焼けするって知っていましたか?

 

あひる
あひる

顔や体の日焼け対策はバッチリでも頭皮の日焼け対策が不十分

という方も多いのではないでしょうか。

 

頭皮も顔や体と同じ皮膚でできているので、何も対策をしなければ日焼けをします。

もちろん日焼け止めを活用したり、帽子などで紫外線を避けるように対策をすれば防ぐことはできます。

しかし、このブログにたどり着いたあなたは既に頭皮が日焼けをしてしまっていてお悩みではないでしょうか?

頭皮が日焼けしているということは軽い火傷をしている状態です。

そのまま放っておくと次のような頭皮トラブルを招きます。

  • 皮がむける
  • 頭皮が茶色くなる
  • 機能が低下する

なるべく早く炎症を抑えるための対策が必要です。

この記事では頭皮が日焼けした後の対策を詳しく解説していきます。

ぜひ参考にして取り組んでみてください。

頭皮が日焼けした!まず何をすればいい?

まずは頭皮の日焼け具合によって対策が異なるので、どのような状態に当てはまるのかを確認しましょう。

  1. 頭皮が赤い
  2. 頭皮がヒリヒリと感じる
  3. 頭皮が激しく痛む

順番に解説をしていきます。

①頭皮が赤い

分け目など日に当たる部分のみが赤くなる場合は、頭皮が日焼けしている状態です。

刺激を感じない場合は軽度の症状なので、特別な対策は必要ありません。

頭を洗う際は38度前後の ぬるま湯を使用して頭皮に負担をかけないようにしましょう。

赤みが落ち着くまではシャンプーは強くこすり過ぎないことを意識して、

あわ立てた後に優しくマッサージをするような意識を持ってください。

お風呂上がりには頭皮用の化粧水を利用して保湿を忘れないようにしましょう。

②頭皮がヒリヒリと感じる

頭皮が日焼けをすることで炎症を起こしている状態です。

基本的なケアは①で解説したことを実践しましょう。

炎症が強く起きている方の場合は頭皮用のトリートメント剤を使用して

保湿とクールダウンを行う必要があります。

炎症が起こると頭皮の乾燥が進み皮がむけてフケに似た症状が現れることが予想されます。

お風呂上がりだけでなく、数時間ごとに頭皮用の化粧水を使用して

頭皮が乾燥しないための対策が必要になります。

頭皮が激しく痛む

炎症がさらに悪化すると頭皮に激しい痛みを感じたり、

膿んでくる状態になることがあります。

膿が落ち着くまではシャンプーなどの刺激は控えることをオススメします。

頭皮の保湿は継続して行い、膿が落ち着いてきた段階で②のケアを実践しましょう。

頭皮の状態があまりにもひどい場合は医療機関の受診も検討しましょう。

頭皮が日焼けすることで起こる頭皮トラブル

たかが日焼けといえばそれまでですが、頭皮の日焼けは様々なトラブルへと発展していきます。

あひる
あひる
頭皮が日焼けをすることでどのようなことが起こるのかをみていきましょう。

白髪が増える

頭皮が日焼けすることで、頭皮は酸化していきます。

この酸化の作用は白髪を増やす原因とも言われおり、日焼けを繰り返すことで白髪が増えることがわかっています。

分け目に集中して白髪が生えている方は日焼けによる作用が関係しているかもしれません。

頭皮が硬くなる

頭皮が日焼けを繰り返すことで、頭皮はどんどん硬くなっていきます。

頭皮が硬くなりと血流が悪くなり、健康な髪の毛が生えにくくなります。

この状態が進行していくことで抜け毛・薄毛の原因にもなりかねません。

カラーやパーマから刺激を感じる

頭皮が日焼けをしている時にカラーやパーマなどの薬剤を使用した施術を行うことで

刺激を過度に感じやすくなる可能性があります。

長時間外にいる予定のある場合は事前に美容院に行くか、少し期間を開けてから行かれることをオススメします。

頭皮が日焼けしないためにできる対策

このように起こるトラブルを考えるとできる限り日焼けすることは避けたいですね。

あひる
あひる
どうすれば日焼けを最小限に抑えることができるのかを解説していきます。

日差しを避ける

可能な限り日差しを直接当たることを避けることが1番の対策です。

まずは次の対策を実施してみてください。

日傘・帽子を使う

日差しの元で頭皮を直に晒すことは危険です。

日傘や帽子を活用して頭皮に直接日差しが当たることを防ぐように心がけましょう。

髪を結ぶ

シュチュエーションによっては日傘や帽子が使用できない時がありますよね。

その際は髪をまとめることも対策の1つです。

もともと髪の毛は紫外線から髪を守るためにあるとも言われています。

髪の毛を束ねて頭皮の露出面積を狭めておくことで、頭皮の日焼けを最小限に抑えることができます。

分け目を日々変える

毎日決まった分け目で過ごすよりも、日々分け目を変えておくことも有効な手段の1つです。

大幅に変えたくない方は1cmずつ左右にずらすことでも効果はあります。

日焼け止めを使う

最近は髪の毛用の日焼け止めが一般的になってきましたが、実は頭皮用の日焼け止めも販売されています。

顔や体などと同様に日焼け止めを使用することで紫外線からの刺激を緩和することができます。

髪と頭皮を兼用で使用できるものもあるので、購入の際は気にしてみてください。