こんにちは 年間1000人のお客様を担当している現役美容師 あひる(@haircare_blog)です。
髪の毛の切りどきで悩まれていませんか?
マメな方、大ざっぱな方でもそれぞれ気になるタイミングは異なると思います。
髪を切るタイミングは季節によっても異なります。
また長さによっても異なります。
今回の記事では様々な観点から美容師目線での髪を切るべきオススメのタイミングを解説していきます。
このような方にはぜひ最後まで読んでみてください。
目次
季節に合わせた髪を切るべきタイミング
髪を切る際は季節の変わり目で切ることを意識しておくと忘れにくく適切な周期を守ることができます。
具体的に言えば春、夏、秋、冬の4回です。
最低でも年間でこのくらいの周期で美容室に通うことができていれば綺麗な状態を保つこともできると思います。
この時期にはそれぞれ気温や流行の変化が起こります。
春の時期
徐々に暖かくなり始めていきます。
気候も安定してくることから冬時期に比べると軽さを加えたヘアスタイルが人気です。
また髪色も少しずつ明るくなり、パーマなど形の変化を求めるオーダーも増えていきます。
梅雨時期には湿気が多くなり、膨らみやすくなることが考えられるので極端に梳きすぎたりレイヤー(段)をいれて軽くしすぎることは避けましょう。
夏の時期
髪の重なりを軽くすることで涼しげなヘアスタイル・明るく透明感のあるヘアカラーが人気です。
夏時期は紫外線・塩素・海水など髪にかかる負担が最も大きくなる時期です。
紫外線対策を始め、ダメージの対策は怠らないようにしていきましょう。
https://ahiru-haircare.work/uv-care/
髪の長さは結べる長さをキープしておき、パッと結ぶことができると楽に過ごすことができます。
秋の時期
秋は夏のダメージをリセットすることを意識しましょう。
夏時期に受けたダメージのある部分は切りそろえ、退色して黄色っぽく色落ちした部分は深めに色をいれることで髪を綺麗に見せる効果があります。
また、冬時期に向かっていくことから軽くしすぎずに重めのスタイルに移行していくことで乾燥シーズンが過ごしやすくなります。
冬の時期
冬時期は髪の乾燥トラブルが多くなります。
静電気・エアコンの風邪・摩擦など髪の表面にダメージが見えやすくなるので、髪は重めにしてまとまりのあるヘアスタイルがオススメです。
髪色はブラウンベースなどで深みのある色で暖色系の色を掛け合わせることで艶が出て温かみのある色を表現することができます。
このようにの本では四季があることから1年間で髪がうける環境が大きく変化します。
そのため、どんなに髪を切るタイミングが開いてしまう方でもこの4回はカットをすることをオススメしております。
長さ別で考える髪を切るタイミング
髪を切るタイミングは長さによっても異なります。
例えばロングヘアの方とショートヘアの方を比較した時には崩れるスピードは圧倒的にショートの方が早くなります。
ここでは長さ別に髪を切るべきタイミングを解説していきます。
ショートヘアは1〜2ヶ月のタイミングで髪を切る
ショートのヘアの場合は1〜2ヶ月のタイミングで髪を切ることをオススメしております。
他のスタイルの比較して髪全体にレイヤー(段)が入っていることからバランスの崩れが非常に早いです。
髪の長さが短いこともあり、ダメージを気にする必要がないことは嬉しいポイントです。
比較的、お手入れが楽なスタイルでもあります。
ミディアムヘアは2〜3ヶ月のタイミングで髪を切る
ミディアムのヘアの場合は2〜3ヶ月のタイミングで髪を切ることをオススメしております。
長さのベースが揃っている長さのため、ショートヘアと比較すると崩れにくくなります。
また、結べる長さにも該当することからダウンスタイルとまとめ髪を併用して過ごすことができます。
ただし、ロングに比べて髪が重くなることで横に広がりやすくまとまりが出にくくなるので定期的なお手入れは必要です。
ロングヘアは2〜4ヶ月のタイミングで髪を切る
ロングのヘアの場合は2〜4ヶ月のタイミングで髪を切ることをオススメしております。
他の長さと比較しても極端に崩れることはないので、切るタイミングが長くても問題ありません。
ロングの方で2ヶ月ペースで切られる方は梳きすぎに注意をしてください。
毛先を整えることはダメージケアとして有効ですが軽くしすぎることはダメージを加速させてしまう恐れがあります。
カットする前には必ず梳きすぎないようにしてほしいと伝えておきましょう。
伸ばし途中の方が髪を切るべきタイミング
伸ばしている時にも定期的なカットは必要です。
はじめに解説したように4ヶ月に1度のペースではカットを行うことをオススメします。
ダメージは毛先を中心に現れますが、放っておくと健康な部分にまで侵食をしていきます。
その為、せっかく理想とする長さまで伸びてもボロボロの状態で切らざるを得ない状態になることも考えられます。
そうならない為にも定期的に毛先を切りそろえておく必要があります。
・季節に合わせて髪を切る
・長さ毎に切るタイミングは異なる
・伸ばしていても定期的なカットを心がける
普段髪を切るタイミングに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。