染めた髪色が飽きてしまったり、別の色に染め直したくなる事ってありますよね。そんな時に、簡単に髪の状態を元に戻す事ができたら良いのにと思っている人も多いのではないでしょうか。 　通常のヘアカラーの場合、一度明るく染めてしまうと元に戻すことはできません。黒髪戻しのヘアカラーなどを使用して、黒く染め直すしかないのです。その場合、暗いカラーで染め直しているので、その後改めてヘアカラーをする際になかなか染まりにくくなってしまう事が考えられます。 　カラートリートメントもヘアカラーと同様、元に戻すことは難しいのでしょうか。髪色を染める前の状態に戻すことができたら、とても便利で嬉しいですよね。 <h2>カラートリートメントの髪色の戻り方</h2> 　通常のヘアカラーは髪の内部まで着色をし、さらにブリーチ力も高いのが特徴です。一方でカラートリートメントはブリーチ力が低く、髪の表面のみに色が付きます。そのため、使用し続けないと染まった髪色をキープする事ができません。また使い続けていく事で、少しずつ髪の毛に色付いていくのです。 　このようにカラートリートメントは髪の表面のみに着色するので、髪の内部は元の状態のままです。この表面の着色は簡単に落とす事ができるので、カラートリートメントの使用を中止すれば徐々に戻っていくでしょう。 <h2>完全に元に戻るの？</h2> <h3>1週間で元どおり？</h3> 　髪の毛の状態を元に戻したいのであれば、まずはカラートリートメントの使用を中止しましょう。カラートリートメントの使用をやめると保湿やダメージケアなどが不十分になってしまうので、ヘアカラー効果のない通常のトリートメントを使用してケアしていくと良いです。 　カラートリートメントの使用を中止し、毎日シャンプーをする事で髪の着色が落ちていきます。平均で1週間から10日程度で、元の髪色に戻す事ができるでしょう。元々カラートリートメントの使用頻度が少ない人は、これよりも短い日数で髪色を戻す事ができるかもしれません。 　髪質や状態によって人それぞれではありますが、カラートリートメントで染めた髪色は元の状態に戻す事が可能です。 <h3>明るいカラーや原色は注意！</h3> 　カラートリートメントと同様の効果があるカラーバターという製品がありますが、これはカラートリートメントよりもしっかりと着色します。さらにピンクやブルーなどの原色や、明るいカラーに仕上げられるという特徴があるのです。このような明るい色味や濃い原色に染めた場合は、カラートリートメントやカラーバターであっても元に戻すことはできません。ある程度の色落ちはしますが、髪の毛に青味や黄色味などが残ってしまうので注意が必要です。 　他にも、カラートリートメントの使用前に通常のヘアカラーやブリーチをしていた場合はこの状態に戻ります。一度ヘアカラーをしてしまうと、どんなに髪を洗っても自然な状態の髪色に戻ることはありません。あくまで元に戻るのは、カラートリートメントで染めた色味だけということを理解しておきましょう。 <h2>まとめ：自然に戻るのを待ちましょう！</h2> 　カラートリートメントであれば、必ず使用前の状態に戻ります。色味が気に入らなかったり別のカラーに挑戦したいという人は、まずカラートリートメントの使用を中止してみてください。また髪色を戻す期間は、通常のトリートメントを使用してしっかりとヘアケアを行い健康な髪の毛を保ちましょう。 　カラートリートメントは髪にダメージを与えないので、毎日使い続けても全く問題がありません。またたくさんの種類が販売されているので、気になる製品は積極的に試してみるのがオススメです。