こんにちは 年間1000人のお客様を担当している現役美容師 あひる(@haircare_blog)です。
夏が終わり、秋になると髪の毛のイメージも変えたくなりますよね。
目次
秋におすすめの髪の毛の色
秋の時期は透け感を抑えた髪色がおすすめです。
夏時期は透明感を出して光を通すような会色を取り入れる方が多いですが、反対に光を通さずにベースのある色味に人気が集まります。
色の雰囲気としてはアッシュやグレーなどの寒色系からヴァイオレットやピンクを中心とした淡い暖色系に移行していきます。
秋の時期でも寒色系の色を楽しみたい方はブラウンをベースに入れてアッッシュブラウンやグレージュなどの色を選べば寒色系の中にも秋らしさを出すこともできます。
欲張りな方は暖色系と寒色系の組み合わせもおすすめです。
アッシュ×ヴァイオレット
アッシュ×ピンク
など掛け合わせることでそれぞれの良さを楽しめるので夏から冬への移行期の秋時期にはチャレンジしやすい色になります。
透け感を消してブラウンやヴァイオレットなどのベースの色を入れておくことで、髪の毛を綺麗に見せる効果があります。
夏終わりでダメージの蓄積した髪の毛は疲れて見えやすくなります。
秋色をうまく取り入れて髪を綺麗に見せていきましょう。
秋に髪の毛を染める際に気をつけておくべき点
髪を染める際に気をつけなければいけない点をまとめました。
他の時期に染める時と少し条件が異なるので覚えておきましょう。
・髪色のベースを整える
・暖色系はベースがないと染まらない
・色落ちはやや早いことを意識しておく
髪色のベースを整える
夏終わりの髪の毛は紫外線・塩素・汗などのダメージによりキンキンに退色しています。
このようなベースの状態では色はうまく入りません。
まずは希望の明るさを決めて、そこのベースに合わせて全体を統一する必要があります。
暖色系はベースがないと染まらない
寒色系(アッシュなど)の色はベースがない方が綺麗に染まります。
しかし、暖色系(ヴァイオレット・ピンク)の色はベースがあることが必須です。
上記の画像はピンクの色を重ねている状態です。
上下を比較すると毛先部分に当たる色の見え方が違いますよね。
暖色系の色を綺麗に発色させるにはベースが綺麗に整っていることがとても重要になります。
色落ちはやや早いことを意識しておく
明るいところから暗くしているので、色が落ちるスピードは早くなります。
暗めを保ちたい方や色持ちを長く楽しみたい方は、抜けることも考慮してやや暗めに染めておくことをおすすめします。
夏時期のダメージによりキューティクルが少なくなり、色を留めておく力が低下しているのでトリートメントなどを組み合わせておくことで色持ちも良くなります。
秋時期に取り入れたいヘアケア
夏の影響により、髪の毛のダメージは進行しています。
放っておくことでパサつき・枝毛・ツヤの低下などの原因にもなり得るので自宅でのヘアケアを意識してダメージの修復をしていきましょう。
髪の状態が良くなることで色持ちも良くなるので綺麗な色を長く保つこともできるようになります。
秋におすすめのシャンプー
シャンプーはしっとり保湿効果の高いもので毛先のまとまりを重視しましょう。
紫外線の影響などで毛先にまとまりにくくなった毛先を納めることに効果的です。
日々のシャンプーで色を補うことができるカラーシャンプーを合わせて使用することで色持ちを良くし、ヘアカラーを長く持続させることができます。
秋におすすめのトリートメント
シャンプーと同様にしっとり保湿効果の高いものがおすすめです。
ダメージを受けた髪の毛に対して修復効果を高くするために集中ケア効果のあるヘアマスクなどを併用してみましょう。
ヘアマスクは1週間に1度の使用でOKです。
キューティクル部分をケアすることで色持ちが良くなります。
秋におすすめの流さないタイプのトリートメント
パサつきがちな秋の髪の毛にはオイルタイプの流さないトリートメントがおすすめです。
ミルクよりもしっとりとツヤ感を出すことが得意なのでパサついた髪も綺麗に見せてくれる効果があります。
秋に髪の毛を色を決める時に
秋には髪色に変化をつける方が多くなります。
秋カラーは暖色系がおすすめ
暖色系はベースの統一が重要
色持ちを良くするためにもヘアケアを意識する
夏時期のダメージをいかに目立たなくするか、補修することができるかが秋の髪の毛の色を決める際には重要になります。
夏を持ち越さずに綺麗な秋髪を手に入れてください。