白髪染め=暗い仕上がりと諦めていませんか?
実は白髪染めを使用していても明るく染める方法はあります。
その方法の1つが今回紹介していく【ハイライト】と呼ばれる技術です。
ハイライトとは部分的に明るくすることで全体に立体感を出したり暗い印象の髪色を明るく華やかに演出することができる技術です。
暗く仕上がりがちな白髪染めと組み合わせることで全体を明るくおしゃれに染めることができるので普段の仕上がりに飽きてしまったという方にはオススメです。
今回はこのハイライトと白髪染めの組み合わせについて解説をしていきます。
目次
「白髪染めとハイライト」
白髪染めをすると白髪の部分だけ明るくなったり金髪のような色味が出でしまう事があります。
これによって、白髪染めをしても悪目立ちしてしまっている人も多いのではないでしょうか。
せっかく髪を染めたのに、白髪が目立ってしまっては意味がありません。
そこでオススメなのが、ハイライトです。
ハイライトとは?
ハイライトは、部分的に明るいカラーで染めていく方法です。
このハイライトを利用する事で、白髪が目立ちにくくなり、さらに自然でオシャレなヘアスタイルを手に入れる事ができます。
髪全体は白髪染めで暗めのカラーに仕上げ、部分的にハイライトを入れていきます。
ハイライトが入っている事で、白髪が出てきてもハイライトと馴染んで目立ちにくくなるのです。
部分的に染めて不自然な仕上がりにならない?
全体のカラーとハイライトのカラーの差を出さなければ、自然で立体感のある雰囲気を演出する事ができます。
ハイライトを明るめにして差を出すと、カジュアル感や若さを演出する事ができるでしょう。
またハイライトを入れる部分の量や太さによっても、印象を大きく変える事ができます。
「白髪染めなし!ハイライトのみで白髪を目立たなくする」
白髪染めをせずに、ハイライトだけで白髪を隠す方法もあります。あえて白髪を残したまま、髪全体に細くハイライトを入れていきます。
そして最後に全体的に普通のカラーリングをすれば完成です。
明るいカラーのハイライトを細く入れていく事で、元々あった白髪がハイライトと馴染んでいきます。
細かなハイライトが全体にたくさん入っているヘアスタイルに仕上げる事ができるのです。
最後のカラーリングは、ハイライトと近い色味にすると自然になります。
明るい髪色に抵抗があるという人もいるかもしれませんが、白髪やハイライトに合わせて全体も明るく染めると目立ちにくくなるでしょう。
ハイライトは立体感を出したり髪の流れを美しく見せてくれます。
ローライトを入れてさらに立体感を出してみたり小顔効果を狙ってみたりとオシャレやイメージチェンジを楽しむ事が可能です。
「ハイライト×グラデーションカラーでおしゃれな白髪染めに」
せっかく白髪染めをするのであれば、オシャレも最大限に楽しみましょう。
近年流行しているグラデーションカラー。
明るいメッシュでハイライトを主張するようなスタイルにはあまり合いませんが、暗めのハイライトであればグラデーションカラーが綺麗に仕上がります。
毛先に向かってカラーが明るくなっていくので、視線が全体的に毛先の方へいきます。
伸びて目立ってしまう根本の白髪をグラデーションによって目立ちにくくしてくれるのです。
またハイライトも同様に、伸びてきた根元部分が目立ちにくくなります。
リタッチをする頻度を減らす事ができるかもしれません。
白髪があるからと諦めず、流行を取り入れたスタイルやオシャレをたくさん楽しみましょう。
「白髪染めとハイライトをセルフでできる?」
ハイライトやグラデーションカラーなどの技法はセルフではなかなか難しいでしょう。
ハイライトを入れる部分は、他の髪にカラー剤が付着しないようにホイルで巻いていきます。
また全体にハイライトを入れるとなると、後頭部は自分では難しくてできません。
さらにハイライトを入れた後は洗髪をして、もう一度全体的にカラーをしていきます。
このような工程は時間がかかり、部屋が汚れないような配慮も必要です。
失敗してしまうというリスクも大いに考えられます。
ハイライトを入れる際は、美容院でプロにカラーリングをしてもらいましょう。
色味やハイライトのバランスを見ながら、最適なヘアスタイルを提案してくれます。
もちろんプロが行なうので、ハイライトはとても綺麗な仕上がりです。
また美容院のカラーは髪に優しい薬剤を使用しているので、頭皮に負担なくオシャレを楽しむ事ができます。
ハイライト後の色入れは自宅でもできる
ハイライトを入れた後に気になるのが色落ちです。
ハイライト部分は色落ちがしやすいことから通常に染めるペースよりも早く染めたくなることが予想されます。
そんな時にはカラーシャンプーで色を補うことがお勧めです!
自宅で行う場合でも負担をかけずに、また失敗のリスクも少なく簡単に行うことができます。
美容院で染めてもらった色をベースに近しい色を選んで日々のシャンプーに取り入れてみてください。