ヘアケア

20代で白髪に悩んでいるからって落ち込むことはない!個性と捉えろ

20代で白髪に悩む方のためのブログ記事

こんにちは 年間1000人のお客様を担当している現役美容師 あひる(@haircare_blog)です。

20代から白髪に悩んでいます。

長く白髪染めを続けるとどんな影響があるのでしょうか?

白髪とどのように向き合っていけば良いのでしょうか?

20代で白髪に悩む?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に悩まれている方は少なくありません。

早い段階からの白髪染めへの不安や長期間染め続けていくことへのストレスを抱えられているのではないでしょうか?

僕自身も18歳頃からちらほらと確認ができるようになり、仕事が本格化し始めた20歳頃には他人からも指摘されるくらい白髪が急増しました。

今後、白髪と向き合っていく中でどのように白髪と付き合っていくべきか、どのような点に注意していくべきか。

この記事では若白髪に悩んできた僕自身の体験談と美容師としてお客様のお悩みを解決してきた経験を元に若白髪に関するお悩みを解決できる提案をしていきます。

読み終えることで今後白髪とどのように付き合っていけば良いのかヒントになりますので参考にしてみてください。

 

ジアミンアレルギーの方でも使用することができる2種類のノンジアミンカラーを取り扱っております。

 

20代で現れた白髪を治すことはできる?

結論から言います。

多くの場合は治すことはできません。

病気の影響や一時的なストレスなどが原因で白髪が生えてきた場合は原因の改善が行われれば白髪がなくなることも考えられます。

しかし、それ以外の自然に発生してきた白髪の改善は難しいと言うことが僕の結論です。

僕自身が行ってきた白髪改善の取り組み

僕自身10代後半から白髪が生え始め、ストレスに感じていた時期もありました。

その頃はシャンプーの改善や白髪に効く育毛剤の使用、サプリ、生活習慣の見直し、頭皮マッサージ(ヘットスパ)など白髪の改善に効果的と言われることは全て試してきました。

しかし、改善はされずに年齢を重ねるごとに白髪は増加傾向にあります。

これらの取り組みは白髪の発生を遅らせたり、増加を抑える効果はあるので無駄なわけではありません。

現在取り組んでいる方は引き続き取り組まれると良いと思います。

20代からの白髪染めを行う注意点

多くの方は白髪をカバーするために白髪染めを行う選択をされると思います。

早い段階から白髪染めを行うと言うことは危険が伴うことを知っておいて欲しいので解説をしていきます。

白髪染めは安全なものではない

白髪染めは決して安全なものではないと言うことを理解しておきましょう。

大きく2つに分けて良くない影響を及ぼす可能性がある成分があります。

・ジアミン

・酸化剤

どんな影響があるのかを順番に解説をしていきます。

ジアミンはアレルギーを引き起こす可能性がある

ジアミンとは白髪染めに含まれる色の成分です。

強い毒性があり、人によってはアレルギーを引き起こす可能性があります。

ジアミンによるアレルギーは1度発症すると治すことができず、発症後は2度とジアミンを含む白髪染めは使用することができません。

危険を伴う成分なので、一部の国ではジアミンの使用自体を法律で禁止しているところもあります。

ジアミンアレルギーに関する詳細は『ジアミンアレルギーとはどんなもの?これを読めばすべてわかるまとめ』にてご覧ください。

頭皮を老化させる酸化剤

ジアミンと同様に9割以上の白髪染めには酸化剤が使用されています。

みなさんアンチエイジングと言うものを聞いたことがあると思います。

アンチエイジングとは老化防止のことを指し酸化を抑える(抗酸化)ことを言います。

白髪染めは反対に酸化を進めていきます。

つまり繰り返し使用することで、頭皮を老けさせることが考えられます。

頭皮の機能が衰えることで白髪の増加や薄毛、細毛など様々なヘアトラブルを引き起こします。

『マイナチュレカラートリートメント』は頭皮を老化させずに白髪染めができます。

長期間染め続けると言うこと

もう一つ気にするべきは白髪染めと付き合っていく期間です。

白髪染めを始められる年齢の多くは30代後半から40代前半の方です。

20歳から始めることを考えるとこの時点で約15年〜20年ほど白髪染めと付き合っていることになります。

仮に白髪染めを80歳まで行うと考えると60年間白髪染めを続けていかなければいけません。

その間に先ほど解説したようなリスクを背負ったまま白髪染めをしていくと、80歳以前に限界を迎えて染めることができなくなってしまいます。

そうなる前に白髪染めとの付き合い方を考えていく必要があります。

20代で出てきた白髪との付き合い方

『20代なのに白髪に悩むとは思わなかった』と言うことが僕の本音です。

しかし、悩んでいても白髪が減るわけではないのでどうしていくのかを考えましょう。

白髪との付き合い方は染めるか染めないかの2つです。

どちらを選択するにしても覚えておいて欲しい注意点があるので解説していきます。

白髪を染めていく選択

一昔前の白髪染めといえば暗くなり色も選ぶことができないと言うことが当たり前でした。

しかし、薬剤の進化とともに白髪染めでも明るさや色の雰囲気のバリエーションも広がってきました。

白髪おしっかりと染めるだけでなく、ある白髪を生かしながらデザイン性を持たせることも可能です。

白髪染めだからと言って染めることに悲観せずに、黒髪の人にはできないヘアカラーを楽しむことも白髪に悩まれている方々の特権です。

白髪を染めない選択

ここ最近でグレイヘアと言う言葉を見かける機会が増えました。

グレイヘアとは白髪をそのままに生かしたヘアスタイルのことを言います。

白髪と黒髪の割合が半々を超えてくると白髪を生かしたヘアスタイルもなじみが良くなります。

とは言え、20代では憧れはあっても完全に移行できる方は少ないはずです。

そのような方は始めは白髪を染めつつ、白髪の量に合わせてグレイヘアへの移行を目指していく選択もあります。

若いうちは抵抗があると言う意見もありますが30代の方々の中でも取り入れている方も増えてきている印象です。

グレイヘアは自分の白髪を生かして作り上げていくので完全にオリジナルです。

自分らしい個性を表現することもできるのでかっこいい生き方と評価する声も増えてきています。

僕自身も以前は染めていましたが、現在は染めることをやめて白髪が増えてくるのを楽しみに待っています。

20代から白髪と向き合っていくとういこと

さぁ、ここまで記事を読んでみてあなたはどのような考えを持たれましたか?

最後にもう一度記事の内容を確認していきましょう。

・白髪を改善することは難しい

・白髪染めの使用はリスクも伴うので注意が必要

・白髪との付き合い方は染めること・染めないことがある

20代から白髪に悩むと言うことは悲しい反面、個性を生かすことがしやすく人とは違ったデザイン性を生み出す可能性も秘めています。

出てきてしまったものは仕方がありません。

開き直ってどのように付き合っていくのかを長い目線で考えられることをおすすめします。

 

ジアミンアレルギーの方でも使用することができる2種類のノンジアミンカラーを取り扱っております。